毒親育ちとしての私の背景
はじめまして、ドスおとんです。
1984年生まれのA型。
東北地方出身、関西地方在住。
AB型の夫と、2017年生まれの長男との3人暮らし。
どうぶつ占いはペガサス。MBTIは提唱者です。
まじめなようで怠慢、陽キャなようで陰キャ。
いい人なようで悪い人…?
自分でも不思議なくらい対象的な要素をあわせ持っています。
幼少期の違和感
母は私をかわいがっていたはずです。
色々な話をしてくれました。
その中に、父の悪口、祖父母の悪口も多くありました。
子どもながらに、母がかわいそうだと思いました。
全力でなぐさめ、時には離婚していいよ、と言うこともありました。
ですがなぜか、離婚しないのです。
嫌なのに、今を変えようとしない。
同じ悪口を何度も私に言い続ける母に違和感を感じていました。
「母の機嫌」に左右される家
昔から、母の顔色を伺って行動する子でした。
母の機嫌が悪くなると、普段どおりテレビを見ていたはずなのに、ののしられました。
- あんた、本当にだらしないね!
- 全然気が利かない、そんなんじゃ大人になって通用しないよ!
- 本当にダメなやつ!
母の姿を見ると、無意識に思います。
「あ、今日は大丈夫な日だ。よかった」
「あぁ、今日は無理な日か…」
母の機嫌チェックが日課でした。
自分を出すのが怖いワケ
時には母に反抗してみたことも。
ですが、1を言えば100になって返ってきました。
極めつけには、こう言われました。
- 誰が育ててやってると思ってる!
- もう絶対お金出してやらない!
- メシはもう一生ひとりでどうにかしろ!
これを言われてしまうと、降参です。謝る以外にありません。
自分の言いたいことは、言えなくなってしまいました。
私も今子育て真っ最中です。
子どもにこんなことを言うのは虐待だと今になって思います。
大人になっても消えない影響
母は昔から、口癖のようにこう言っていました。
「人は裏切る生きもの。信用したら最後、裏切られて傷つくだけ。人なんて信用するものじゃないよ!」
それを聞いて育った私は、今でも人を心から信用することができないでいます。
それが、本当の自分をなかなか見せられない原因です。
「仮面で隠した」人づきあい
いつの間にか、周りに対して過剰に気をつかい「いい人」を全力で演じるように。
演技はどんどんうまくなります。
一方で、帰宅するとひどいストレス。
たまる愚痴、不満。
自分の本当の気持ちはいったいどこへ?
よく分からない感覚でした。
「期待しない」結婚・子育て
そんな私でも結婚し、子どもができて新しい人間関係が始まりました。
でも、やっぱり本音が言えない。
過度に人目を気にしてしまう。
相手に不満を持っても、当然言えません。
そこで身についたのが「人に期待しない」ことです。
「ああ、やっぱりその程度の人だった、信用しなくてよかった」
こう思う方が、なんとなく自分を正当化できるような気がして、楽でした。
「自分を認められない」感覚
自分が傷つかないように、自分を守るために必死に「頑張って」きました。
でも、感じるストレスのわりに報われない感覚と、頑張っているはずなのに、自分をほめられないんです。
自分はダメなやつなんだ。こんなんじゃダメだ…といつもネガティブに考えるくせがついてしまいました。
ブログを始めたきっかけ
毒親育ちだからか、人間関係、育児、仕事など、ストレスフルな毎日。
常に気分が晴れない。言いようのない不安と不満。
とにかく生きるのが何となくしんどい。
自分で自分が分からなくなる。
しんどくなる、不満がたまる…
その苦しさをなんとか言葉にしたらラクになれるかな?と思い、ブログを始めました。
モヤモヤした感情の言語化
モヤモヤしてよく分からない気持ちを整理します。
自分がどういう状態なのか・どう思っているのかを理解したくて、色々なことを書くようになりました。
自分を認める練習
自己肯定感の低い私でしたが、だんだんと自分が悪かったわけではなかったと気づくことができました。
ブログの内容について
毒親育ちならではの生きづらさを抱えた私が、独自の視点や考え方による、人間関係の気づき・育児についての経験をまとめていきます。
毒親育ちあるある
毒親育ちにありがちなできごとや気づきを書いています。
感情と過去の整理整頓
生きづらさを感じたとき、つらい時の経験を思い出して整理しています。
こじらせ人間関係の観察日記
毒親育ちで性格がこじれてしまった私が、人の目を気にしすぎるためについてしまった人間観察力で周りの人達の観察日記を書いています。
過去の自分へメッセージ
過去の私へ。
高校卒業と同時に実家を出て一人暮らしを始めるよね。
一人暮らしは自由で楽しく、息苦しさは皆無。
お母さんには「人なんて信用するもんじゃない。みんないつか裏切る」って言われてきたけど、周りの人はいい人ばかり。
世の中があまりにも違いすぎるよね。
今まで見てきたものはなんだった?
今までのギャップに戸惑うかもしれないけど、それが毒親の呪縛だったんだよ。
残念ながら、呪いが完全に解けることはない。
でも、呪われた運命となんとかうまく付き合っていくことはできるかもしれない。
このブログを書きためていくことで、過去の私を救いだして、少しでも心穏やかに過ごしていこう。
愛されなかったインナーチャイルドを、愛そう。