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なかなか就職が決まらない…
就活失敗したかもしれない…
もう、派遣会社へ就職するしかないのでは…
でも、派遣社員なんて負け組だよ…
就職活動がうまくいっていない、大学生のあなた。
昔の私を見ている気分です。
正社員の道、あきらめる必要はありませんよ。
希望はあります。
派遣社員にもメリットはあります。
新卒派遣→正社員入社を果たした筆者が説明します。
＼この記事は…／
- 大卒で派遣社員はもったいないの？と心配な人
- 派遣社員は負け組なんじゃ？と思う人
- 正社員で就職することだけが正解だと思う人
派遣社員から正社員になる方法と可能性
派遣社員から正社員になる方法、あるんです。
方法があるのですから、正社員になる可能性だって十分あるわけです。
ご存じなかった方は、ぜひチェックしてみてください。
派遣社員から正社員になる方法｜紹介予定派遣
そもそも、派遣会社には種類があるのをご存知でしょうか？
人材派遣には3つの種類があります。
（詳しくはぜひ参考サイトで確認ください！）
- 登録型派遣
- 紹介予定派遣
- 常用型派遣
＼検索例はこちら！／
派遣社員から正社員を狙うなら、紹介予定派遣が最短ルート。
筆者も、もちろん紹介予定派遣からの正社員登用です。
つまり、派遣会社に就職するなら紹介予定派遣がある派遣会社にするべきです。
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派遣社員から正社員になる可能性
紹介予定派遣は、派遣先企業に正社員や契約社員などの直接雇用されることを前提に一定期間派遣スタッフとして就業し、派遣スタッフと派遣先企業の双方に合意があれば、派遣契約期間終了後に正社員や契約社員などの直接雇用に切り替わる派遣システムです。
人材派遣のしくみ｜スタッフサービスグループさま
では、紹介予定派遣から正社員になれる可能性についてです。
結論からいくと、正社員になれる確率は34%程度です。
決して高いとは言えません。
でも、3人に1人は正社員です。
ちなみに、算出は以下のとおり行いました。
以下の参考サイトでは、紹介予定派遣で約50%以上が直接雇用に至っています。
参考：厚生労働省｜令和２年度 労働者派遣事業報告書の集計結果
| 紹介予定派遣により労働者派遣された労働者数 | 26,314人 |
| 紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数 | 15,333人 |
| 直接雇用の割合 | 約58% |
直接雇用には雇用形態が4つあります。
- 正社員
- 契約社員
- パート・アルバイト
- 無期契約社員
ここで、独立行政法人労働政策機構の調査結果から、紹介予定派遣で直接雇用された人の雇用形態で正社員だった割合が57%であることがわかりました。
紹介予定派遣で直接雇用された割合58%のうちの57％が正社員。
すなわち、約34%と概算しました。
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派遣社員で働くメリット
ここでは派遣社員で働くメリットをご紹介します。
そう感じるはず。
以降ではさらに深掘りして説明します。
メリット1:大手企業で働くことができる
派遣会社は、大手企業と契約していることも多いです。
派遣社員とはいえ、大手企業で働くことができるのは夢があります。
一つは、有名大学出身の人。
いわゆる学歴フィルターです。
筆者自身は駅弁大学といわれる地方の国公立大学出身です。
当時、筆者はせっせと大手企業にエントリーシートを出していました。
もちろん、あっさり断られていました。
完全なる学歴フィルターやんけ！！
それを補えるような特技・資格・留学などの経験もない。
全く特徴のないただの大学生。
その企業に絶対入りたい情熱もない。
今思えば、そんな面白くもなんともない人間、大手企業の目に留まるわけなかったんですよね。
まさに当時の私のように。
そんながけっぷちのあなたでも、派遣会社経由なら入れるんです。
大手企業に。
これぞ、派遣会社のメリット。
派遣会社の力を借りて、大手企業で働いてみてはいかがでしょうか。
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メリット2：柔軟な働き方ができる
派遣社員は「派遣先が合わないな」と感じたら、やり直しがききます。
いろいろな会社を経験し、それぞれの派遣先でスキルを高めて自分のものにする。
そういう働き方も可能なのです。
まさに、柔軟な働き方ができるというわけ。
無理して正社員になっても、こんなことが起きるかもしれません。
さーて、晴れて正社員！
アットホームな職場ってことだし、楽しみだなあ！
ってアレ…？
残業は多いし、先輩も上司も厳しすぎるし、休日もない…
まさかここ、ブラック企業！？
就活も恋愛も似たようなもの。
入社して（付き合って）しばらく経たないと見えないことの方が多いです。
この企業に入りたいんだ！！
という具体的な熱意があるなら問題はありません。
なんとなく派遣社員は負け組っぽそうでイヤ。
だから正社員として就職したい。
こんなフワッとした志で就活していたら、痛い目を見ます。
ブラック企業に就職してしまう可能性大。
わけのわからないブラック企業に正社員で入社するより、有名な派遣会社に就職した方がマシですよ。
何十倍もね。
派遣社員→正社員の体験談
筆者は、紹介予定派遣で今の会社に派遣されました。
そして、3年後に正社員で中途入社しました。
紹介予定派遣は、派遣先企業に正社員や契約社員などの直接雇用されることを前提に一定期間派遣スタッフとして就業し、派遣スタッフと派遣先企業の双方に合意があれば、派遣契約期間終了後に正社員や契約社員などの直接雇用に切り替わる派遣システムです。
人材派遣のしくみ｜スタッフサービスグループさま
ちなみに、インフラ業界大手の子会社です。
エンジニアとして勤務しています。
独立行政法人労働政策機構の調査結果から、紹介予定派遣で直接雇用された人の雇用形態で正社員だった割合が57%なので、その57%に入れたわけですね。
＼派遣社員→正社員の体感はこちら／
| 派遣社員→正社員 | 筆者の体感 | 備考 |
|---|---|---|
| 周囲の目 | ○ | 全員が認めてくれることはない。 |
| 待遇・評価 | △ | 派遣先は学歴フィルターあり。 |
| 給料 | ◎ | 正規では入れない企業。 |
派遣社員→正社員の周囲の目：○
今でこそ完全になじめていますが…
正直全員が超ウェルカムではなかったです。
とくに、当初はお局様の目が厳しかった。
けれど、大半は問題なく受け入れてくれていました。
派遣社員時代からの働きぶりを認めてもらえていたのだと実感できています。
派遣社員→正社員の待遇・評価：△
正直なところ、正規での入社よりも扱われ方は低め。
弊社、学歴フィルターガンガンです。
しかも、女性総合職で産育休・時短をとったのが私が初。
これまでかなり、男社会でした。
学歴が低く、産育休＆時短なこともあり、なかなか高評価は得られていません。
派遣社員→正社員の給料：◎
かなり増えました。
当時、手取りが15万ほどでしたが、2０万ほどになりました。
うれしかったです。
しかも、毎年給料が上がっています。
派遣社員というステップを踏んだからこそ、今の待遇を手に入れられました。
正社員を尊ぶあまり、焦って謎の企業に就職せずにいてよかった。
心からそう思っています。
