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もうすぐ赤ちゃんが生まれる!
父親として、どんな心構えをしておけばいいんだろう?
そんな気持ちで来てくれたもうすぐパパになるあなた。
素晴らしいです。
その気持ちがあるだけで、きっとあなたはいいパパになれるはず。
間違いない。
筆者、感動です。
(2022年現在、母5年目。あなたよりちょっとだけ先輩です)
そんな私が先日読んだ本が、今のあなたにピッタリかな?
そう感じたので記事を書きました。
私はちょこちょこ読書をします。
ジャンルは固定せず、その時の気分で気になったものをつまみ食いで読むスタイルです。
そうして読んだ本がおもしろいと、その本を気に入ってくれそうな人に対して紹介したくなってしまいます。
本の内容を詳しく話すわけではないけれど、興味を持ってもらえたら嬉しいです。
赤ちゃん楽しみですね~。
父親になる心構えを楽しく学ぶなら「ママにはなれないパパ」
紹介したいのはこちらの本です。
ママにはなれないパパ(著者:鈴木おさむ)
ちなみに、鈴木おさむさんは放送作家さんです。
読んでみたきっかけ|ママ必読!の文字
なぜ私がこの本を読んでみようと思ったか。
それは単純です。
パパと一緒に子育てしたいママ必読!
って表紙にデカデカと書いてあったからです。
(なんなら、タイトルより大きい字で目立ってますもん)
でも、父親である鈴木おさむさんが書いたのに、なぜママ必読なの?
…ママホイホイじゃないの?
そう思いつつ読みはじめました。
読んだ感想①:読みものとしておもしろい!
読んでみた率直な感想!
文章に臨場感がたっぷりで、おもしろく読めました。
放送作家さん、さすがです。
(内容も書きたいけど、翻案権に抵触しそうなんでごめんなさい)
内容は、全3章。年齢ごとのエピソードになっています。
- 第1章が0~1歳
- 第2章が1~2歳
- 第3章が2~3歳
さらに、それぞれ節ごとにエピソードがあります。
節ごとに完結したエピソードです。
なので一気に読まないと忘れちゃうなんてことはありません。
鈴木おさむさんファミリーが、些細なことでぶつかり合ったり、悩んだり、仲直りしたり。
なにより、息子さんである笑福(えふ)くんの成長を一緒に感じている様子がほほえましいです。
私の子どもはもう5歳なので、懐かしいなあと思ったり、また赤ちゃんを育ててみたいなあと思ったり、子供を産む前にこの本に出会っていたらどうなっていたのかな?
などと考えながら読んでいました。
(余談ですが、私は産後うつ気味だったので…)
節のおわりには、必ず《父の気づき》というひとことメモがあります。
個人的には、ここがほかの育児本にはない独自性なんじゃないかと感じています。
著者の鈴木おさむさんについて
この本の著者は、放送作家:鈴木おさむさんです。
(Amebaオフィシャルブログ:放送作家鈴木おさむのネタ帳)
鈴木おさむさんの奥さまは、お笑い芸人森三中の大島美幸さんです。
交際期間0日でご結婚されています。
鈴木おさむさんについて、実は詳しく存じ上げていませんでした。
そこでこれを機会に調べたところ、かなりの有名番組を担当されたすごい方でした。
- 森田一義アワー 笑っていいとも!
- SMAP × SMAP
- めちゃ×2イケてるっ!
などなど。
大好きだった番組ばかり!!
メディアは、今でこそテレビだけではなくなりましたよね。
YouTubeやAmazonプライムなど選択肢は増えました。
けれど、若かりし頃はテレビが唯一の楽しみでした。
鈴木おさむさん、その節はお世話になりました…
(何の話)
そんなすごい放送作家さんが書いた本だからでしょうか?
エピソードがおもしろく、文章に臨場感があったのかなと。
なので、その場にいるかのような気分で楽しく読むことができました。
読んだ感想②:ママに配慮した内容だけど…むしろパパ向け
ここで正直な話をします。
ママ必読!ってうたっているだけあって、ママに配慮して書かれているなと感じました。
- ママ目線でウケるように
- ママにとって都合の良いように
そんな感じは否めませんでした。
そりゃ、配慮されているならママが読んだら満足度高いに決まってるよね。
けれど、ママが読んで満足して。
\ハイ終わり!/
こうなっちゃうとしたら、表紙にデカデカ書いていたパパと一緒に子育てしたいという部分はどうしたらいいの?って思ってしまって。
考えているうちに、むしろこれはパパにこそ読んでもらうべき本だよね。
と思ったんです。
著者の鈴木おさむさんも、この本の冒頭部分でチョロりとこのように書かれていました。
そして出来れば、パパさんにこれを読ませてもらったり。
ママにはなれないパパ 著者:鈴木おさむ 「はじめに」 より引用
この部分から、鈴木おさむさんもパパにメッセージを伝えたいのかな。
と勝手に理解。
とは言え、表紙にママ必読!って書かれているもんですから。
それじゃあ、なかなかパパの目にとまらないんじゃ…?
せっかくおもしろいのに、ちょっともったいないなあ。
ここはひとつ、もうすぐパパになる方へ届けるために記事を書いてみようかしら…?
と感じたのもありまして、この記事を書くことにしたんです。
なぜママに配慮した内容になっているか考えてみた
なぜママに配慮した内容になっているのか?
それはあくまでこれが育児本のカテゴリだからです。
私がママの立場なので、ガッツリとママバイアスかかっているのを差っ引いても、育児本である限りそれは仕方ないのかなと思っています。
なぜかと言うと、育児に対して積極的でない父親も依然として多いからです。
ようやく父親も育児に参加するのが普通になってきた時代ではあります。
とは言え、傾向としてはまだまだ父親の方がお仕事も忙しいですしね。
育児参加の現状も、それを物語っています。
この本を読んで、勝手にではありますが、こう感じています。
鈴木おさむさんが、世間の父親が育児に参加してもらえることを願いながらこの本を書かれたと。
私もその点に関しては、当然のごとく激しく同意です。
だってママだもん。
なので、その意志を(勝手に)受け取り、本の紹介をしているわけです。
みんなで子育てしようぜ…
時には、こんな感想を持たれることもあるでしょう。
ただそこは、大目に見てほしいです…。
そのくらいオーバーにやってちょうどいいんだな。
おっけおっけー。
くらいで勘弁してください~。
(育児参加の現状的に)
やる気があるあなたにこそ刺さる!
とは言え、やる気のないヤツに何を読ませようとしてもダメなんですよ。
寝耳に水。
やる気ないパパ本読まない…
ですから、あなたのように自ら父親としての心構えを勉強しておこうなんて素晴らしい考えをもった方にだけ伝わればいいと思っています。
なぜなら、鈴木おさむさんも同じだから。
父親として勉強していこうと考えておられるからです。
僕は育休という言葉が個人的に好きじゃなく、父親になることを勉強するから「父勉(ちちべん)」という言葉を勝手に作って言ってます。
ママにはなれないパパ 著者:鈴木おさむ 「父親になる勉強、「父勉」のために、育休。」 より引用
(中略)
父勉のために仕事をグッと減らして、妻と子供と向き合い、父親になることを勉強し、子供を育てながら、自分が一番成長しなければならないと思っています。
こんなことを考えてくれる鈴木おさむさんは、ママ目線で「ほんとうに素敵だな。うれしいな。ありがたいな」と感じます。
そして、学ぼうとしてくれるあなたも。めっちゃ素敵ですよ!
(あなたの奥さま、幸せもの!)
父親になる心構えを知れる本|おすすめの読み方
先ほども書いたとおりなのですが、この本はママ目線で満足度が高くなるような内容になっています。
ママ側に都合の良いように寄せている感は否めません。
なのでここだけはハッキリ言っておきます。
なぜなら、どんな赤ちゃんが来るかも分からないし、ママだって産後どんな風になるかも分からないからです。
それに、ぶっちゃけ育児には向き不向きもありますよ。
(ちなみに私は向いてるとは言えません)
ですから、フワッと気軽に読んでみてください。
あぁ、お宅はそんな感じなのね〜!くらいの気持ちで。
なんなら、マンガ読むぞくらいの感覚で気軽に読むのがいいですね。
いやいや。まずはざっと読んで内容を把握したい!軽く流したい。
そんな時は、節の終わりにそれぞれ《父の気づき》と言う部分があります。
そこだけチラチラと眺めて、気になったエピソードに戻って読む。
そんな読み方も節ごと完結だからできることです。
私が一番好きだった《父の気づき》はこちら。
父の気づき
ママにはなれないパパ 著者:鈴木おさむ 「妻とふたりの時間を過ごす、保育園帰りのモーニング。」 より引用
子供を授かったからこそ、二人の時間の過ごし方を大切にしたい。
これは父親だけでなく、母親である私も共感した気づきです。
子供が生まれると、二人で過ごす時間なんて皆無。
デートなんてもってのほかです。
会話もだんだん、子供のことや事務的なことになってきてしまいがち。
意識的に、夫との時間を大切にしていかないとなあと考えさせられました。
父親になる心構えを知れる本「ママにはなれないパパ」まとめ
もうすぐパパになるあなたへ。
この記事で伝えたかったことをまとめます。
- 奥さまや子供と向き合おうとする心こそが大切で素晴らしい。その気持ちを大切になさってください(育休をとるかどうかはまた別の話)
- 育児に正解はない(ましてや育児本も!)
- 赤ちゃんが生まれてからこそ、夫婦の時間を大切に
鈴木おさむさんのように「父勉(ちちべん)」をしようとする姿勢。
まさにあなたにぴったりです。
今、僕の中での順番。妻は子供が一番、僕が二番でしょう。僕にとって当たり前ですが、子供は大切。宝です。ですが、僕の中では、愛している順番は妻が一番、息子が二番。
ママにはなれないパパ 著者:鈴木おさむ 「父親になる勉強、「父勉」のために、育休。」 より引用
このことから、少し感じていること。
母親は子供が生まれたら子供を一番にしがちです(もれなく私も)。
でも、父親は案外そうじゃないんですね(夫に聞いたら、鈴木おさむさんと同じでした)。
もしかして、あなたもそうなんじゃないでしょうか?
だからこそ、学ぼうとしてるんじゃないでしょうか?
その素敵な考え方、応援します。
大切にしてくださいね。
あなたの育児ライフが、素敵なものになりますように!
ここまでのお相手は、どすおとん(@DinaDon1113)でした。
ちなみに、私は時短勤務ワーママなので普段はこんなの書いています。
奥さまがお仕事されているなら、いつか参考になるかもしれません。
(そんなときが来るといいなぁ)