- 時短勤務をしているけど、そのわりに仕事が多い…
- 時短勤務だと評価が低い…
誰か…共感を…!
あ、毎日お疲れ様です。
もしかしてあなたも、時短勤務されていますか?
私は時短勤務のワーママです。
日々、こんなことを考えては、ため息をついています。
仕事と家庭の両立って、なかなか難しいと思いませんか?
超がつくほど凡人の私なんかは、頭の切り替えがうまくいかないこともしばしばあります。
そのせいか、どうしても仕事が終わらないときってありません?
かと言って、なかなか評価してもらえないですし。
だから、少しでも挽回しようと頑張れるときは無理してみたり。
こんなイメージ。
\はい、ドン!/
このぐるぐるループをながめながら感じたこと。
振り回されているみたいで、なんかモヤモヤするよなあ。
そう感じました。
それと同時に、こんな考えも。
時短勤務なんだから、働いちゃダメじゃん。
無理しちゃダメじゃん。
頑張らないことを、がんばらなくちゃ。
と若干禅問答っぽい思いにもなってきました。
(時短勤務って、こんなんだっけ…?)
そのために、しっかりと働いてはいけない理由を整理することにしました。
なんか、やっぱしんどいじゃないですか。色々。
人間、いや時短勤務、無理しちゃダメ。
かといって、やみくもに「ダメだー!」ってあきらめたら、それはそれで角も立つ。
時短勤務しているんだったらね、責任をもって、納得のうえで。
頑張らないことを、がんばらなくちゃ。
まあ、要はですね。
あなたの肩の力をちょっと抜くきっかけになれればと思っているってことです。
あなたも私も、がんばってるよね。
頑張らないことをがんばるために:時間外に働かない!
頑張らないことを、がんばる。
具体的に、どうしたらいいの?
それはつまり。
時短勤務なら、時間外に働かない!
くり返しになりますが、私は現在、時短勤務という勤務形態を取っています。
時短勤務なので、時間外では極力働かないことにしています。
それはなぜか。
働いてはいけない理由は3つあります。
- 時短勤務の意味がない
- 会社のためにならない
- 今後の時短勤務取得者のためにならない
…なるほど。でもどうして?
これらについて、もう少し詳しくお伝えします。
(いい感じに理由つけて納得して、無理するのやめようぜ~!)
理由①:時短勤務の意味がない
これはもう、言わずもがなといったところでしょうか。
時短勤務は「勤務時間を短縮すること」を申請して認めてもらっているわけです。
時短勤務を取得しながらにして働いているのは、あまり意味がないですね。
とくに、このぐるぐるループの青い部分。
なかなかいい評価がもらえないなあ…と感じていることが理由なら、いっそのことフルタイムに戻すのも手。
理由②:会社のためにならない
がんばるあなたは美しい。
会社も大助かり!!
でも、それって会社のためにならないです。
それに、そもそも時短勤務という働き方自体が、少数派です。
以下のサイトでは、時短勤務の利用率は30%程度との結果にも。
そんな中私たちが時間外で働いてしまうと、こんなことになるかも。
このような感じで、認識のずれが簡単に生じてしまうこともあるかもしれません。
また、上記のサイトでは時短勤務による企業側のメリットもまとめられています。
例の少ない時短勤務の私たちが模範的な時短勤務を行うことは、長い目で見ると会社のためになるはずです。
理由③:今後の時短勤務取得者のためにならない
個人的に、この理由が一番重要だと考えています。
時短勤務を選択するのは、フルタイムで働くことが難しいからですよね。
そんな時短勤務さんたちは、みんな基本的にちょっとキツイわけです。
時短勤務でも、十人十色。
勤め先はさまざま・能力もさまざまです。
私が良くないと考えるのは、時短勤務を取得していながらも帰宅後や深夜、あるいは早朝から出社前に隠れて仕事をすることです。
このような時間外時間を足し合わせたら、フルタイムと同じくらいの勤務時間になることもあるかもしれません。
人知れず働いて、時短なのに申し分ないアウトプットを出した実績を作る。
フルタイムと遜色ない、またはそれ以上の成果をあげる。
その行為は、多くの人には真似できない素晴らしい努力です。
しかしながら、これは、その人自身の凄さを周囲に知らしめることはできても、これから時短勤務を選択する人たちの良い手本にはならないです。
結局、時短勤務だけを普通にしていては評価されることがますます難しくなったり。
時短勤務で若干無理して頑張っていると、「理由②:会社のためにならない」でもあったように会社に誤解されるリスクがあります。
そして、あなたの後に時短勤務をとる人にも。
他の人だけではなく、自分に返ってくるパターンも考えられます。
例えば一人目の育休明けに時短をしたときは頑張れたけれど、二人目で復帰したときは頑張れなくなった。
といったパターン。
ここでも、一人目のときのイメージがあるので多くを求められてしまうかも。
まさに、身から出たサビ的な状態に…!
時短勤務で高い評価を得にくい悔しさについて
なんどか出てくる、ぐるぐるループです。
頑張ろうとして無理してしまう(黄色ゾーン)の理由が、評価を得られないから(青ゾーン)なあなた。
周囲の社員よりも勤務時間が短いため、時短勤務取得前よりもアウトプットが落ちてしまいがちです。
残業ができないため、ミスは命取り。
物理的に考えて、以前と同じようには仕事をこなすことはできません。
そうなると、どうしても高評価は得にくくなります。
そして、明らかに昇給や昇格が緩やかになって。
同期や後輩たちにどんどん抜かれていく。
と言われたとしても、それは私はいまだに達成できていません。
何なら、みんながゆっくりコーヒーを飲んだりしているのを横目に時間内にどんどん仕事を進めているのに!
悔しいですよね。
焦りますよね。
でも、ちょっと面白い話を本で読んだので、紹介させてください。
働けば働くほど意味がない!?時短は時短の枠内で働けばいいのさ!
独身時代に、上司と頻繁に飲み歩いていた時期がありました。
その時からキャリアアップには悩んでいた(時短じゃないけど)私。
紹介したいのは、そんな私に上司が貸してくれた本から得た学びです。
簡単にいうと、こういうこと。
働けば働くほど意味がない!時短は時短の枠内で働けばいい!
本の中で、拒否反応出そうな激ムズワード出てくるんですが…
これが本の中でいいこと言っているんですよ。
収穫逓減の法則(しゅうかくていげんのほうそく)
※もちろん読み方はググりました
私もはじめて知った漢字と単語でした。
ところが、本の中でイメージしやすいたとえが。
【例】仕事が終わった後に飲む1杯目のビールと、そのビールを飲み干した後に追加注文する2杯目のビール、そして5杯ほどビールばかりを飲んだ後に飲む6杯目のビール、それぞれのビールに対してあなたが感じる「ビール1杯あたりの価値」はどのように異なるでしょうか?
引用元:サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書) 西内啓 著
ここでシンキングターーイム!
(私がやります)
- 1杯目:めっちゃうまい!最高!
- 2杯目:まあ、うまい!
- 6杯目:何も考えず飲んでるだけ(うまいとかではない)。
つまり、おなじビールなのに、おいしさ(価値)がぜんぜんちがってるじゃん!
さらに本の中ではこのように書かれています。
あなたやあなたの同僚、あるいはライバル会社の社員が長時間がんばって働けば働くほど、「1人が1時間あたりに働くことで得られる価値」の平均値は下がってしまうのです。
引用元:サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書) 西内啓 著
これを私なりに理解すると、自分ががんばればがんばるほど、仕事の成果がでなくなる。
つまり、時短勤務で時間外時間で働いたところで、大した成果を得ることはできない。
だから、時間外に働くことは意味がないんだ!
と、私は納得することができました。
ちなみに、この本、いまだに借りパク中。
(↑最低)
育児で時短をしていて評価が気になるなら一度考えてみよう
たとえば、育児のために時短勤務をしている場合。
いっそのこと時短勤務をやめてフルタイムで働く!
という覚悟でフルタイムに戻すのは良いと思っています。
目的が明確で育児に時間を割くことよりも仕事で評価されることを選ぶ。
この選択肢はひとつの正解です。
そうすれば得にくかった評価も緩和されるはずです。
時短勤務が時間外に働いてはいけない理由《まとめ》
ここまでのまとめです。
- 時短勤務の意味がない
- 会社のためにならない
- 今後の時短勤務取得者のためにならない
そして、評価を上げるために時間外で働いても、効果はあまりない。
育児で時短勤務をしている場合、時間外で働くくらいならフルタイムに戻すことも考えてみるとよい。
時短勤務は特殊な働き方です。
離れていても、同じような悩みがあるはず。
仲間がほしい。
そんなあなたの力に少しでもなれたらいいなと思いながら記事を書いています。
ここまでのお相手は、どすおとん(@DinaDon1113)でした。
\お互い、ぼちぼち頑張ろうぜー!/